『あずかりやさん』と『学びを結果に変えるOUTPUT大全』の感想

こんばんは!

今日は冬らしい寒さ全開の一日でしたね。

朝犬の散歩に行こうとしたら、雪がちらついていて驚きました。

この冬初めての雪です。これから本格的な冬の厳しさを味わうことになると思うと先が憂鬱ではあります。

こんな寒い日は家で読書をするに限りますね!

 

今日は大山淳子さんの著作『あずかりやさん』と樺沢紫苑さん著作の『学びを結果に変えるOUTPUT大全』という本を読了しました。

 

まず『あずかりやさん』ですが、心温まる内容でした。

明日町こんぺいとう商店街にあるあずかりや・さとうを舞台として話が綴られています。

この小説の面白い点は語り部です。

オムニバス形式で、同じあずかりやをメインとして短いお話が何個もある形式となていますが、話ごとにそれぞれ語り手が変化していきます。

のれんや棚などの無機物から、猫や人間などの生物まで様々です。

語り部ごとに見える世界の枠というか価値観が異なっていて、それが見どころなんじゃないかと考えています。

どの話にも登場するのが、あずかりやの店主です。この店主は目が見えません。そして多くを語らず、秘密をあずけたいお客様には都合のよう存在であると言えます。

そのあずかりものから始まる人々の思いやりや考え方の変化を感じられる物語で、丁寧に生きていきたいなと思える読後感でした、

この本は以前もいっかいよんだことがありましたが、内容が全く思い出せず装丁のかわいさもあって再び購入したものです。

大人になってから読むとまた違う解釈に至るのは、物語のいいところでもあり、昔読んだ本を再び読むことの楽しさが理解できました。

 

次に『学びを結果に変えるOUTPUT大全』です。

アウトプットに関しての手段やコツなどが分かりやすく説明されてあり、とてもためになる内容でした。

実はこうやってブログを始めた理由もこの本の影響です。

読んだ本の内容を、こういった形でOUTPUTすることでより定着すると書かれてあるから実践してみてます。

まだまだ始めたばかりでなかなかうまく文章を構築できませんが徐々に学んでいこうと思います。

ここではインプットとアウトプットの比率は大体3:7ぐらいがベストであり、OUTPUTに焦点を当てるべきだという内容が書かれてありました。

また適切な状態でOUTPUTを行うには7時間以上の睡眠が必須であるらしいです。

DaiGoさんの睡眠の本にも書かれてありましたが、寝不足は避けられるのであれば避けるべきであるというのは周知の事実のようですね。どの本にも田尾亭書かれてあるように思えます。

アウトプットトレーニングのやり方としてざっと

1.ポジティブな日記を書く

2.その日の健康状態をメモする

3.読書感想を所見を交えてかく

こんな感じです

私ができるものをざっと書いてみただけなので、気になる方はぜひ実物を読んでみるといいかもしれません。アウトプット能力を鍛えたい方にとってきっと力になる本だと思います。

とりあえずブログで日記と読書感想は賄えそうです。さすがにブログで体重等の健康状態を公開するわけにもいかないので、そこは手元の手帳に記入していこうと思います。

 

自分的にはアウトプット能力が欲しいので、このブログも細々ながら続けていきたい所存です。

自己満足のものですがここまで見ていただきありがとうございます。

 

また明日からも頑張りたいと思います。

おやすみなさい!

 

 

2022年12月12日

 

今日からブログをはじめていこうと思います。

こういった形で自身の考えていることをつづる経験は今までなかったので不出来な点も多いかと思いますが、お付き合いいただけるのであれば幸いです。

 

今日は朝から晴天でした。12月にしては気温が高く、さわやかに晴れていて暖房がなくとも過ごせるような心地よい陽気でした。

おかげで気分もいいです。

 

こんないい天気の日は出かけたほうがいいかもしれませんが、こんないい天気だからこそ室内で読書をしたいと思いました。

そのため今日は一日中ゆっくりと本を手繰ることを楽しんでいました。

 

今日読んだ本は、逢坂冬馬さん著作の『同志少女よ、敵を撃て』というものです。

内容は、独ソ戦に出征したソ連軍の女性狙撃兵を主人公として描かれた物語です。

2022年本屋大賞受賞、第11回アガサクリスティー賞受賞など世間からの評価も高い作品です。

 

およそ500ページあるさくひんですが、続きが気になり読む手が止まらずさくさく進めていけました。

内容が圧巻で展開が怒涛であり、最後の追い上げに関しては、伏線の回収の見事さも相まって感動しながら読み切りました。

 

ネタバレになるようなことは書くことができないのですが、今のこの時代にぜひ読んでみたい本の一つだと言えます。

 

個人的に主人公のセラフィマの葛藤に目が離せませんでした。

あらゆる困難を打開していく彼女の強さや、周囲の人間との関係性の変化、戦況の移り変わりによる環境の変化のなかでの思考など、最後の決断に至るまで彼女の魅力は筆舌に尽くしがたいです。

 

今年読んだ本の中では抜き進んでいたと感じました。この本に出合えてよかったです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

こんな感じで日常の話題をしていこうと思います。

 

では、おやすみなさい!